痩せにくい体質の原因と改善方法

痩せにくい体質の原因と改善方法

近年、様々なダイエット方法が溢れています。

そして、いくつも試してはきたけれど どれも成功できずに挫折している方も多いのではないでしょうか?

また、その中には、ダイエットがうまくいかないのは

「痩せにくい体質が原因で」「これは遺伝的なものだから仕方ない・・・」 と、あきらめている方がいます。

実際、痩せにくい体質というものは存在するので確かにそういった側面もありますが、当然のことながら、そんな体質は改善できます。

あなたも、痩せにくいカラダを、痩せやすいカラダへと変えてみませんか?

今回は、痩せにくい体質の原因と改善方法をお伝えしていきます。

 

痩せにくい体質とは?

痩せにくい体質とは、基礎代謝が低いカラダに他なりません。

基礎代謝とは、何もしていない状態、平常時のエネルギーの消費カロリーを示すものです。

この基礎代謝は、高ければ高いほど良く、エネルギー消費量の多いカラダになります。

いわゆる「代謝がいい」ということです。

この基礎代謝は、食事制限をすれば上がり、痩せるというものではありません。

代謝は、カラダのどこでおこなわれるかというと

肝臓 :27% 脳  :19% 筋肉 :18% 腎臓 :10% 心臓 : 7% その他:19%

と言われています。 見てわかるように、代謝の多くが、肝臓と筋肉でおこなわれます。

そのため、基礎代謝をあげるためには 肝臓の働きを活発にさせ、筋肉量を増やすということが重要になります。

 

冷えを防ぎ体温を上げる

痩せにくい体質というのは、基礎代謝が低いとお伝えしましたが代謝をあげるためには、どうすれば良いのでしょうか?

基本的には、体温を上げることを考えれば問題ありません。

体温がたった1度、上がったり下がったりするだけで 代謝量は13%~15%も変わることをご存知でしょうか?

1度下がると、13%~15%代謝量も下がってしまうことを知れば、カラダの冷えに対して、敏感に意識せずにはいられないでしょう。

また、カラダの冷えは、内臓を冷やし、多くの代謝がおこなわれる肝臓をも冷やします。

肝臓と筋肉が基礎代謝を上げるカギとなるとお伝えしたばかりですので、この重要さはわかっていただけると思います。

冷えを防ぎ、カラダを常に温め、体温を上げることが、痩せやすい体質へと改善するため重要だということを、ここでは理解してください。

ですから、朝目覚めたら、冷たい水などを飲むのではなくまずは、コップ一杯の白湯を飲みましょう。

睡眠中、冷えてしまったカラダを内臓から温める事ができます。

また、昼間の飲み物も、冷えたお茶やジュースではなく 温かいコーヒーや紅茶、お茶などに変え、お砂糖は控えた方が良いでしょう。

上白糖は、カラダを冷やす作用があるので、摂り過ぎには注意です。

糖分を加えたい時は、三温糖や黒糖に変えることをオススメします。

また、最近スーパーでは、季節に関係なく いつでもどんな野菜でも手に入れることができるようになりましたが、寒い時期の夏野菜は、冷えの原因となります。

夏野菜は、カラダを冷やす作用がありますので、寒い季節は、人参やかぶ、里芋、ごぼうなど、カラダを温める作用のある根菜を摂りましょう。

また、脚の冷えは全身の冷えにつながりますので、たとえ温かい室内であっても、靴下を履いて冷え防ぐことが大切です。

 

運動を取り入れて筋肉量を増やす

多くの代謝がおこわれる筋肉ですが、筋肉量が少なければ、当然、代謝も落ちます。

そのため、痩せにくい体質の改善には、筋肉量を増やすということが必要不可欠になります。

運動を取り入れて、しっかり筋肉をつけましょう!

効率良く代謝を上げたいと思うのであれば、カラダの中の大きな筋肉から鍛えるのがベストです。

たとえば、太ももの筋肉です。

大きな筋肉である太ももを重点的に鍛えることで筋肉量が増え、結果痩せやすい体質になります。

毎日の移動を電車や車にたよりがちな生活をしているのであれば その移動手段を自転車に変えたり、自宅でエアロバイクをこぐのも良いでしょう。

ウォーキングやジョギングも全身の筋肉運動に最適な有酸素運動ですので 無理のない程度に取り入れてみるのも良いでしょう。

ウォーキングやジョギングの場合、30分以上を目安に週に2~3日おこなうのが最適です。