口臭予防について

人にはなかなか言えない、デリケートな口臭対策。
お口のケアは、大切な大人の身だしなみのひとつ。
特に口臭は人から指摘されにくく、しかも自分でも気づきにくいため なおさら日ごろからきちんとケアをしておきたいものですよね。
ブレスケア製品を使う
口臭の予防には歯磨きやうがいをこまめに行うことが大切です。
とはいえお仕事中に何度も歯磨きをするのも大変ですし、あまり現実的ではありません。
特に忙しい時間帯だと尚更です。
そこで活用したいのが、ブレスケア製品です。
ブレスケア製品は、食後に摂ることで胃から発生する臭いを抑える効果があります。
即効性が高いものが多いため、急遽、接客などでお客様と接近して会話をする場面などでは効果的です。
ブレスケア製品の香りはミントの他、様々な香りが販売されていますので、自分の好きな香りを選ぶのも楽しそうです。
よく噛んで食べる
口臭の原因には口の中の乾燥があります。
それを防ぐためには、唾液の分泌を活発にすることが大切です。
食事の時には一口につき30回を目安にして噛むようにする習慣をつけましょう。
よく噛むことで、唾液の分泌が促されるようになります。
唾液には、食べカスを防ぐ自浄作用があると同時に、唾液に含まれる抗菌物質のラクトフェリンの作用で、体の中のウィルスや悪い細菌を減少させてくれます。
特に柔らかいものばかり食べている場合、口の周りの筋肉が衰えやすくなるため、適度にスルメなどの硬い食品も取り入れるようにしてみるのも、口臭予防につながります。
水分補給
お腹が空くと口臭が出やすくなります。
空腹時は口内細菌がたくさん出てしまうことが原因なのですが、その予防のためには、水分補給をしましょう。
できるだけカフェインの入っていないものを選ぶのがポイントです。
カフェインには利尿作用があるため、水分を体の外に排出してしまいます。
お水やお茶を飲むようにすると良いでしょう。
ウーロン茶や緑茶や紅茶含まれるタンニンには 口内の雑菌の繁殖を抑える効果があり、カテキンには殺菌効果があります。
もちろん優雅にティータイムが楽しめれば良いのでしょうけど、急いでいる時は、氷を口に含むようにするのもひとつの方法です。
氷で口の中の温度を下げることも、口臭の予防になります。
臭いの元になる食品を避ける
口臭の原因になるのは、ニンニクやニラといった食品があります。
焼肉や餃子やペペロンチーノなどなど、ニンニクを使った料理は美味しいものが多いのですが、ニンニクの臭いが完全に体から消えるのは、なんと16時間かかるそうです。
ストレスを溜めない
口臭の原因にはストレスもあります。
ストレスは唾液の分泌を弱めるため、口臭につながりやすいのです。
唾液の分泌量が減少しますと、自律神経の働きに乱れが生じてしまうので、便秘や消化不良の原因にもなります。
ストレスを溜めないためにも、オフタイムにはリラックスするような趣味を見つけたり、エステでマッサージしてもらったり、岩盤浴や温泉に行くというのも良いかもしれません。
軽めの運動をするのもストレスの解消につながりますし、大きな声で歌うのもストレスの発散になります。
浅い呼吸は思考を狭めてしまうので、深呼吸をするのも手軽な方法です。
ただし、ストレス解消のためにタバコを吸うのはあまり効果的ではありません。
タバコは口臭の原因にもなりやすいし、お肌の潤いを保つビタミンCを大量に消失させてしまいますので、なるべくほどほどに。
虫歯と歯周病
口臭には生理的口臭と病的口臭があります。
前述した5つの方法でなくすことができるのは生理的口臭ですが、それでも消えない場合は、病的口臭の可能性が考えられます。
病的口臭の代表的なものに、虫歯と歯周病があります。
半年もしくは一年に一度の定期的な歯科検診を受けることで、早めの治療ができますし、歯石のクリーニングをすることで、虫歯や歯周病の予防にもつながります。
まとめ
口臭を防ぐには、ブレスケア製品を上手に使うことと、普段からよく噛んで食べるようにして唾液の分泌を促すようにすることが大切です。
その他、口の中が乾燥しないようにこまめに水分を補給することや、ニンニクやニラなどの臭いの元になりやすい食品を避けたり、ストレスを溜めないようにリラックスするように務めるのも、口臭予防のポイントとなります。
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