髪のアンチエイジング?

髪のアンチエイジング?

女性の髪の老化現象としては

髪のパサつき 髪のツヤが減る 髪全体のボリュームの減少 白髪

などがあげられます。

このような症状が見つかると、実年齢以上に老けた印象になります。

これらの予防や改善をすることが髪のアンチエイジングなのです。

 

年齢と髪の毛について

年齢とともに髪が薄くなったり、白髪が生えてきます。

また、髪のコシが無くなり、髪のツヤも少なくなってしまいます。

これは、年齢と共に髪の毛が生え変わるヘアサイクルが、変わってくる為です。

個人差はありますが、男性は20代、女性は30代位を境に ヘアサイクルが、変わってくるといわれているのです。

 

髪質が変わる原因と対策

髪質が変わる原因は

①、シャンプーの洗い方が間違っている

②、髪の毛の乾かし方が間違っている、

③、髪の保湿や紫外線への対策不足、

④、食生活や睡眠不足など生活習慣の乱れ、

⑤、加齢や女性ホルモンの低下で髪質が変化

などがあげられます。

髪質が変わる原因を見直さないと、つややかな髪は難しくなってしまいます。

髪のツヤが減ると、年齢と共に、髪の脂質が減ってしまい、ツヤが減ってパサついた感じになります。

髪のコルテックス部分に含まれる脂質が減少してしなやかさが低下してしまうのです。

脂質というとベタツクなどの悪いイメージがありますが、脂質は髪に潤いを与える大切な役割があるので 脂質が少ないのも、ツヤがなくなる原因となるのです。

髪のツヤがなくなると、肌にハリと同じく、年齢より老けた印象に見られがちです。

また、脂質が減る事で髪がまとまりにくく扱いにくい髪になってしまうのです。

 

シャンプーのやり方を見直す

間違ったシャンプーのやり方は髪を傷めて髪がパサつくことがあると言われています。

 

①、シャンプーの前にブラッシングをして汚れを浮かす

ブラッシングをすることで、髪の汚れがある程度浮いて シャンプーで汚れが落ちやすくなります。

 

②、シャワーの温度はぬるめ シャンプーの温度はぬるめがおすすめです。

お湯が熱いと髪や頭皮の脂質を洗いすぎてしまい、乾燥の原因になる場合があります。

ぬるめのお湯でシャンプーを行いましょう。

 

③、シャンプー前に予洗いをする

ぬるめのシャワーで髪と頭皮を予洗いするだけである程度の汚れは流れていくので、シャンプーの使用量を減らして必要な皮脂を残すようにします。

 

④、手でシャンプーを泡立ててから使う

手のひらでシャンプーを泡立ててから髪にのせて髪がこすれて傷まないようにします。

強く洗わないで、頭皮を指で優しく揉むようにしましょう。

 

⑤、すすぎを入念におこなう

シャンプーやリンスなどが髪や頭皮に残らないよう、洗い流しましょう。

 

正しいドライヤーの使い方

ドライヤーの使い方を間違っていると傷む事があります。

大切なポイントは3つです。

一つ目は、髪を乾かすよりも頭皮を乾かす。

濡れたままの頭皮をほったらかしていると 雑菌が増えてしまいますから、ドライヤーの風を頭皮に当てるようにします。

二つ目は乾かしているときにはドライヤーを動かす。

ドライヤーの風を当てる時、手で髪を動かしていませんか?

たしかに早く乾きそうですが、髪が摩擦で傷んでしまいます。

ドライヤーを持つ手を動かして風の向きを変えてください。

三つ目は、ドライヤーの向きです。 風の当てる角度も大切です。

上から髪に30度くらいの角度で風を当てるましょう。

ドライヤーで乾かせすぎるのも止めましょう。

頭皮が乾いて、髪が8割程度乾いたらOKです。

 

髪の保湿も大切

髪の保湿アイテムは、ヘアクリーム、ヘアオイル、ヘアローションなどがあります。

これらはダメージヘアにも浸透して髪に艶を与えてくれますから シャンプー後や、朝のスタイリング時に使用しましょう。

 

①、ヘアクリーム

髪に栄養を与えて柔らかに仕上げます。

ヘアカラーやパーマ、ヘアアイロンの熱で髪の毛が痛んだ状態には ヘアクリームが良いでしょう。

 

②、ヘアオイル

オイル成分で髪の表面をコーティングして髪にツヤを与えます。

紫外線や熱などから髪を守る効果もあります。

ただ、つけすぎるとべたべたしますから、少しずつ髪全体になじませましょう。

慣れるまで少しコツがいるかもしれません。

 

③、ヘアローション

クリームやオイルに比べて軽い印象に仕上がります。

スプレータイプは、面倒なく髪全体につけることができます。

髪質や好みで選ぶと良いでしょう。

 

トリートメントでケア

トリートメントは原則シャンプーやコンディショナーの後に使います。

コンディショナーで十分だと考える方もいるでしょうが、コンディショナーは髪の表面をコーティング。

トリートメントは、水分や油分を髪の内部にまで浸透させます。

トリートメントには「洗い流すタイプ」と「洗い流さないタイプ」があり、洗い流さないタイプはタオルドライの後、手軽にケアできるのが特徴です。

 

栄養不足で髪痩せにも

ダイエットなどで髪の毛が細くなる場合があります。

髪が痩せる大きな原因のひとつが髪の栄養不足です。

栄養不足から髪が細くなることを防ぐために、食事で、髪の元となるタンパク質、ビタミン類、亜鉛を積極的に取るようにしましょう。

中でも重要なのがタンパク質です。

髪のほとんどがタンパク質で構成されていますから、特に意識して摂取しましょう。

またビタミン類と亜鉛は、髪と頭皮の環境を整えるのに効果的です。

これらの栄養素が含まれたバランスのとれた食事を食べることが大切です。

食事内容が偏りがちな方は、サプリメントを活用して栄養を補いましょう。

加齢による女性ホルモンの低下でも髪質が変化 女性ホルモンによって、髪質が変化することがあります。

女性ホルモンは、髪の成長にも関わります。

女性ホルモンの1つであるエストロゲンが増えるとハリ、コシがあり美しい髪が生えるとされ エストロゲンが減少すると、髪が細くて弱くなるとされています。

そのため、女性ホルモンの分泌量によって、髪質が変化する可能性があるのです。

 

まとめ

年齢と共に変化する髪質を改善するためには、毎日のヘアケアや生活を整えることが大切です。

髪質は、さまざまな要因によって変わってしまいますから、日頃の生活やケアで髪質を改善させることが必要です。

生活習慣の見直しや適切なヘアケア、ストレスの対策を行い 美しい髪をキープしましょう。